沖縄・うるま市 勝連諸島の地域観光ポータル

津堅島・浜比嘉島・平安座島・宮城島・伊計島

海中道路4島&津堅島日帰り攻略ガイド!勝連諸島の絶景・アクセス


沖縄の海(イメージ)

沖縄本島中部・うるま市の東海岸沖に位置する勝連諸島(勝連半島・与勝半島周辺の島々)は、手軽に本格的な離島の魅力を体験できる人気の観光エリアです。

海の上を駆け抜ける全長約5kmの「海中道路」を使えば、車に乗ったまま「平安座島」「浜比嘉島」「宮城島」「伊計島」の4島へ快適にアクセスできます。さらに、平敷屋港から船でわずか12分の沖合には、「キャロットアイランド」の愛称で親しまれる「津堅島」が浮かびます。

エメラルドグリーンに輝くビーチ、琉球創生神話が残るパワースポット、絶景展望台、特産品を味わえるグルメスポットなど、勝連諸島の魅力を余すところなく紹介します。

車で渡る!海中道路とドライブで巡る4つの離島

沖縄自動車道「沖縄北IC」から車で約25分(那覇空港や那覇中心部からは約1時間)東海岸へ向かうと、海の上にまっすぐ延びる「海中道路」の入り口に到着します。

海中道路とドライブの拠点「海の駅 あやはし館」

本島と平安座島を結ぶ約4.7kmの海中道路は、1972年に開通しました。もともと満潮・干潮に左右される過酷な移動を強いられていた平安座島の住民たちが、自らの手で石を積み上げて道路を建設し始めた歴史が背景にあります。

海中道路の中間地点、美しい斜張橋の「平安座海中大橋」(全長280m)を渡ったすぐの場所には、船をモチーフにした施設「海の駅 あやはし館」があります。

  • 1階 物産店&カフェレストラン「海中茶屋」:うるま市の特産品やハンドメイドの革ストラップを購入できます。絶景を望む「海中茶屋」では、自家製ソースが香ばしい「タコライス」(1,100円)や、特製のもずく麺を選べる「軟骨ソーキそば」(800円〜900円)などが味わえます。更衣室やシャワールーム、コインロッカーも完備されています。
  • 2階 うるま市立海の文化資料館:入場無料で、琉球王国時代に交易で活躍したマーラン船にまつわる貴重な資料や歴史を見学できます。

1. 平安座島(へんざじま):歴史とアートが交差する島

海中道路を渡って最初に到着する平安座島は、琉球王国時代からマーラン船による交易の拠点として栄えてきた島です。現在も島の大部分は石油施設として使われていますが、交差点の裏手には赤瓦の屋根や古い石垣が残る昔ながらの美しい集落が広がっています。

また、宮城島・伊計島へと続く道沿いには、地元の小・中学生が護岸に描いた「平宮護岸アート」が約2kmにわたって続いており、ドライブの目を楽しませてくれます。

2. 浜比嘉島(はまひがじま):琉球創生神話が宿る「神の島」

平安座島から浜比嘉大橋を渡ってアクセスする浜比嘉島は、「創生神話の島」として知られるパワースポットです。琉球を創生したとされる女神「アマミチュー(アマミキヨ)」と男神「シルミチュー(シネリキヨ)」が天から降り立ち、暮らした場所と伝えられています。

  • アマミチューの墓:島の東側、陸続きの小島「アマンジ」に位置します。旧正月には五穀豊穣や無病息災、子孫繁栄を祈願する神事が行われます。
  • シルミチュー:島の南側、長い石段を登った先にある洞窟の拝所です。二神が居住した場所とされ、子宝を授かる霊石(鍾乳石)が祀られています。
  • 兼久ビーチ:シルミチューとアマミチューの墓を結ぶ途中に位置する景勝地で、静かな波の音と巨岩が織りなす神秘的な雰囲気を味わえます。

3. 宮城島(みやぎじま):絶景「果報バンタ」と命の塩

勝連諸島の中で最大の島である宮城島は、高台に広大な畑が広がっています。

  • ぬちまーす観光製塩ファクトリー:独自の特許製法で海水から塩を抽出する工場で、案内付きの見学(無料)が可能です。直営ショップでは「ぬちまーす塩黒糖」(270円)などが購入できます(営業時間:9:00〜17:30)。
  • 果報バンタ(かふうばんた):ファクトリーの敷地内にある絶景展望台です。沖縄の方言で「幸せ岬」を意味し、眼下には透明度抜群のエメラルドグリーンの海が広がります。

4. 伊計島(いけいじま):透明度抜群のビーチが広がる最東端の島

宮城島から真っ赤な伊計大橋を渡ると、最東端の伊計島に到着します。縄文時代の竪穴式住居跡「仲原遺跡」などの史跡も点在しています。

  • 伊計ビーチ:伊計大橋を渡ってすぐの場所に位置する人気のビーチです。マリンアクティビティが豊富で、更衣室やレストランも完備されています(施設使用料:大人400円、営業時間:10:00〜17:00)。

船でわずか12分!「キャロットアイランド」津堅島(つけんじま)

勝連半島の南東約5kmの沖合に浮かぶ津堅島は、甘みが強く高品質な「津堅ニンジン」の産地であることから「キャロットアイランド」と呼ばれています。

平敷屋港からのアクセス・船の料金

津堅島へは、平敷屋港から(有)神谷観光が運航する定期船を利用します。

船種 所要時間 大人運賃(中学生以上) 小人運賃(小学生)
高速船「ニューくがに」 約12分 片道 800円 / 往復 1,530円 片道 410円 / 往復 790円
フェリー「くがに」 約30分 片道 650円 / 往復 1,240円 片道 330円 / 往復 630円

※未就学児は大人1名につき1名無料。自動車航送は事前予約制です。

津堅島の見どころスポット

  • トゥマイ浜:白砂の海岸線が美しいメインビーチです。ビーチ中央には「中之御嶽」が鎮座しています。
  • ヤジリ浜:島の北側に位置する静かなビーチで、沖合には無人島「アフ岩」を望みます。
  • ニンジン展望台:特産品の人参をモチーフにした展望台で、周囲の海や本島を一望できます。
  • 旧灯台跡:1896年に建てられた沖縄初の歴史的灯台跡です。レンガ造りの土台が現在も残されています。
  • ホートゥガー:鳩が教えてくれたとされる伝説の湧き水で、子宝祈願のパワースポットです。
  • シヌグガマ:琉球音楽の始祖「赤犬子」生誕の地と伝わる洞窟です。

まとめ・出典

車で気軽に巡れる海中道路の4島と、船で12分のゆったりとした島時間が流れる津堅島。目的地に合わせて沖縄の離島旅をお楽しみください。

出典