1. 海の上を走り抜ける!「海中道路」絶景ドライブと歴史
住民の悲願によって誕生した海中道路
沖縄本島(与勝半島)と平安座島を結ぶ全長約5kmの「海中道路」は、1972年に開通した絶景のドライブコースです。道路の両側にはコバルトブルーの海が広がり、まるで海の上を走っているかのような爽快感を味わえます。
この海中道路の建設には、島民の強い熱意と歴史がありました。道路ができる前の移動手段は、干潮時に浅瀬を歩いて渡るか、満潮時の渡し船に限られていました。危険から犠牲者が出ることもあり、平安座島の住民たちは自ら石を積み上げてコンクリート製道路を建設。その後、アメリカのガルフ社の出資等を経て現在の道路が整備されました。
立ち寄りスポット「海の駅 あやはし館」
海中道路の中央部には「海の駅 あやはし館」があります。施設内にある「うるま市立海の文化資料館」では、琉球王国時代から交易に使われていたマーラン船に関する資料や、海とともに歩んできた地域の歴史・文化を学ぶことができます。
2. 車で渡れる4つの離島巡りガイド
海中道路とその先の橋を渡ることで、車に乗ったまま4つの有人島を巡ることができます。
平安座島(へんざじま)|歴史と開拓心が息づく島々の玄関口
海中道路を渡って最初に辿り着く平安座島は、勝連諸島の玄関口です。琉球王国時代には交易の拠点として栄え、現在は石油備蓄基地や漁業を中心としながら、古くからの集落の風景が広がっています。
浜比嘉島(はまひがじま)|琉球創生神話が残る「神の島」
「浜」と「比嘉」の2つの集落からなる浜比嘉島は、「創生神話の島」として知られるパワースポットです。琉球を創生したとされる神「アマミチュー」と「シルミチュー」が暮らした場所と語り継がれており、「アマミチューの墓」や「シルミチュー」といった聖地が存在します。
宮城島(みやぎじま)|高台「イーバル」と伝統芸能が息づく島
勝連諸島の中で最も大きな面積を持つ宮城島は、島の約半分を「イーバル」と呼ばれる高台が占めています。旧暦8月15日には、女性たちが踊る奉納舞踊「ウシデーク」(うるま市指定無形民俗文化財)が行われるなど、伝統行事が守られています。
伊計島(いけいじま)|透明度抜群のビーチと太古の遺跡
宮城島から真っ赤な「伊計大橋」を渡った先にあるのが伊計島です。特産品として「黄金芋」などが栽培されており、透明度の高さで知られる「伊計ビーチ」や、縄文時代の竪穴式住居跡がある「仲原遺跡(なかばるいせき)」などの見どころがあります。
3. 船で約12分!「キャロットアイランド」津堅島を完全攻略
勝連半島の南東約5kmの沖合に浮かぶ津堅島は、名物の「津堅ニンジン」の生産地であることから「キャロットアイランド」の愛称で呼ばれています。
津堅島へのアクセス
沖縄本島の「平敷屋港(へしきやこう)」から定期船でアクセスします。
- 高速船「ニューくがに」:所要時間 約12分(大人 片道800円/往復1,530円)
- フェリー「くがに」:所要時間 約30分(大人 片道650円/往復1,240円)
※旅客チケットの事前予約は不要です。マイカーを運ぶ自動車航送は事前予約が必要となります。
津堅島の見どころ・パワースポットガイド
- トゥマイ浜:白い砂浜と澄み切った遠浅の海が広がるメインビーチ。
- ヤジリ浜:静かな時間を過ごせる穴場ビーチ。沖合には「アフ岩」を望めます。
- ニンジン展望台:特産品のニンジンをかたどった展望台。海を見渡す絶景スポットです。
- シヌグガマ(赤犬子生誕地):琉球音楽の始祖とされる「赤犬子」生誕の地と伝わる洞窟。
- ホートゥガー(湧き水):子孫繁栄のご利益があるパワースポット。
- 旧灯台跡:1896年に作られた沖縄県内最古の灯台跡。
- 慰霊塔とアラカー(新川):神聖な湧き水と歴史を伝えるスポット。